稽古初日。バアタタメ、そして

8/03/2017 0 Comments A+ a-

こんにちは。
桃唄309の高木充子です。

火曜日は稽古初日でした。
桃唄309の稽古初日は、「稽古場あたため」ということをやります。
わたしは心の中で、「バアタタメ」と略称しています。
バター飴みたいですね。
さて、具体的に何をするかと言いますと・・・・・・



お互いに体をほぐし、体をあたため、稽古場全体があたたまる時間です。
毎回これをやるわけではないのですが、稽古はじめにこの時間をみんなで共有することで、なんというか、見えない粒々が交換されて、さあ作品に向かうぞ、という大きな手がつながれるような気がします。

(撮影:伊藤馨)

バアタタメのあとは、読み合わせでした。
円になって、声を出して、戯曲を読んでゆきます。
桃唄の稽古では、いつも最初から立ち稽古に入るので、いわゆる「読み合わせ」は初めてかもしれません。

きゅっとした円で座っているので、皆の空気や温度が感じられて、とても面白かったです。
全体としては皆の波を感じているのに、自分がそこに飛び込むと、あっという間に視野が狭くなってしまう、これじゃいかん、も、体感できてよかったです。

軽やかに、視界をひろく、フロー。
でも確実に生きないとそこにいられない。
個人的にそんなことを思いました。

明日も稽古です!