大島青松園見学記3(高木充子)
こんにちは。
桃唄309の高木充子です。
大島青松園見学記3です。
坂道を下り、入所者の方の旧居住区域へ。
※現在は使用されておらず、展示スペースとなっています。
入所者の方が使いやすいように工夫された生活の道具などが室内に展示されています。
海から引き揚げられた解剖台です。
過去に亡くなられた方がここで検死解剖を受けられました。
一度は海に投棄されたものですが、このように展示されています。
入所者の方が近くの小島へ釣りに行くために自作された小舟も展示されていました。
島に唯一の学校です。居住されている職員の方のお子さんが通われる学校です。
この日はお休み。
船がついた場所から、ちょうど島の反対側の浜へ出ました。
きれいな水に触れて、暑さにのぼせた体もゆるみます。
コーラの自販機で水分補給。
「コーラの自販機」も戯曲に登場します。
隣のお部屋では入所者の方の書道教室が開催されていました。
再び桟橋へ。最終便の一つ前の船を、皆でお見送りしました。
最終便の船の出発時間まで、それぞれが思い思いに島のあちこちで過ごしました。
わたしは、桃唄の山西真帆と、劇中に多く登場する、桟橋そばのこの浜辺で海を見ていました。
見学に行きました出演者有志、左から桃唄309の楠木朝子・客演の五十嵐ミナさん・桃唄309の高木充子・山西真帆・佐藤達・客演の綾田將一さん・さいとうまことさん。
大島青松園見学記、全3回、写真でお届けしました。
これはだいたいの道のりであり、そこで見たもの、それぞれが感じたことは、まだまだたくさん、写真もたくさんあります。
このブログでは、稽古場のようすをお届けしながらも、また少しずつ大島のことをアップしていきたいと思います。
ご案内くださいました、こえび隊の皆さま、お話してくださいました大島青松園の皆さま、本当にありがとうございました。